【広島県の採用支援】無料で使える「ひろしまワークス」と「はたすて」を活用しませんか?
「求人を出しても応募がない」「採用してもなかなか定着しない」——中小企業の採用担当者から、こうした声を日常的に伺います。求人媒体に費用をかけても手応えがなく、コストばかりが積み上がる、というお悩みも少なくありません。
実は広島県では、こうした県内企業の採用課題を支える無料の採用支援サービスを複数運営しています。今回はその中から、性格の異なる2つのサービス「ひろしまワークス」と「はたすて」をご紹介します。いずれも登録・利用は無料で、県内に事業所のある企業であれば活用できます。
① ひろしまワークス|県が運営する求人情報サイト
「ひろしまワークス」は、広島県が運営している求人情報サイトです。勤務地が広島県内にある企業の求人情報や企業紹介動画などを掲載でき、求職者に自社の魅力をPRできます。
主な特徴
- 登録・掲載料が無料 — 県が運営しているため、掲載費用は一切かかりません。自社のリクルートサイト代わりとしても使えます。
- 発信力が高い — 民間の求人まとめサイトにもデータ連携できるため、掲載した求人が広く届きます。サイトの月間閲覧者は1万人以上(令和8年3月時点)です。
- 移住支援金対象法人になれる — 対象法人に認定されると、東京圏からの移住を検討する求職者にアピールできます(後述)。
- 求人票の書き方セミナー — 求人票のブラッシュアップを図る書き方セミナーも開催されており、「応募が来ない」を解決するノウハウを学べます。
登録の流れ
- STEP1:利用登録フォームに企業情報を入力
- STEP2:1週間以内に届く法人ID・パスワードで管理画面にログインし、企業情報・求人を登録
公式サイト:https://www.hiroshimaworks.jp/
利用登録フォーム:https://www.hiroshimaworks.jp/info/detail/2/2
② はたすて|担当者が伴走する「マッチング型」の相談窓口
「はたすて(働きたい人全力応援ステーション)」は、広島県公式の就職・転職相談窓口です。求人サイトが「掲載して待つ」仕組みなのに対し、はたすては求人開拓員兼就労支援員が企業と求職者の間に立ち、きめ細かくマッチングしてくれるのが最大の違いです。
主な特徴
- 無料で人材を紹介 — 費用をかけずに、登録求職者の中から自社のニーズに合った人材を紹介してもらえます。
- 求人票のブラッシュアップを個別支援 — 求人開拓員が自社の魅力を棚卸しし、求職者に響く求人票づくりを個別コンサルティングします。
- 人柄重視・定着重視のマッチング — キャリア相談員が時間をかけてカウンセリングし、応募者の適性を確認してミスマッチを防ぎます。書類選考ではなく、職場実習による選考を提案してもらうこともできます。
- 面接・職場見学への同行 — 必要に応じて職場見学や面接に支援員が同席し、双方の橋渡しをします。
- 採用後のフォローアップ — 入社後も定着面談を実施し、定着を手厚くサポートしてくれます。
「即戦力より、長く働いてくれる人を採りたい」という企業に特に向いたサービスです。福山市には福山拠点もあり、地元での相談がしやすい体制です。
企業向けページ:https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/hatasute/kigyoumuke.html
公式サイト:https://www.hatasute.jp/
お問い合わせ(福山拠点):TEL 084-991-0036
2つのサービスの使い分け
| ひろしまワークス | はたすて | |
|---|---|---|
| 種類 | 求人情報サイト(掲載型) | 相談窓口(伴走マッチング型) |
| 特徴 | 自社でPRページを作り広く発信 | 担当者が人材を紹介・面接同行 |
| 向くケース | 認知拡大・母集団形成をしたい | 人柄・定着を重視して採りたい |
| 費用 | 無料 | 無料 |
両者は競合するものではなく、併用がおすすめです。ひろしまワークスで求人を広く発信しつつ、はたすてで担当者に伴走してもらう、という組み合わせで採用の間口と質の両方を高められます。実際に両サービスは相互に連携しており、ひろしまワークスは県が設置・運営する求人情報サイトとして、はたすての取り組みとも結び付いています。
東京圏からの採用を狙うなら「移住支援金」も
ひろしまワークスに関連して、県外人材の採用を後押しする制度もあります。首都圏からの移住を促進するための移住支援金のマッチングサイトとして、東京23区に在住・通勤していた求職者が広島県内の対象地域に移住して「移住支援金対象求人」に就職した場合、最大100万円(18歳未満の世帯員を帯同する場合は世帯員一人あたり最大100万円を加算)が支給されます。
自社求人を「移住支援金対象求人」として掲載するには、移住支援金対象法人の登録申請が必要です。東京圏からの採用を検討している企業は、あわせて確認しておくとよいでしょう。
移住支援金対象法人の登録申請:https://www.hiroshimaworks.jp/info/detail/2/8
まとめ
採用にコストと手間がかかる時代だからこそ、無料で使える県の支援サービスを活用しない手はありません。
- 求人を広く発信したい → ひろしまワークス
- 人柄・定着を重視し、担当者に伴走してほしい → はたすて
まずは各公式サイトをご確認ください。また、広島県以外の都道府県、自治体についても類似の事業を行っている場合がありますので是非ご確認ください。