経営層に向いている人とは？【経営者/管理職/人事部向け】

唐突ですが先日、人事評価制度の等級(グレード)を検討しながらふと考えました。

「経営層(役職者)に向いているのはどんな人なのか・・・？」

いろいろな業種、規模の会社の優秀な経営層の方とお話した経験を思い返してみて、共通点を探してみました。

すると、見えてきた共通点がいくつかあります。

人柄や業務上の能力ももちろん必要だと思いますが、その中でもあえて優先順位をつけるなら、

【課題を設定できる人】

が経営層に向いているではないかとわたしは考えます。

この「課題」には会社全体の課題のみではなく、担当業務レベルの課題もあれば、部署単位の課題も含まれます。

「課題を解決する力」も必要ですが、そもそも今の自分の仕事、自社の課題がなんなのか？を設定しないと解決しようがありませんし、自分の仕事や自社をしっかり観察して把握していないと課題を見つけることはできません。

役職者を選定される際は、候補者へ向けて「今のわたしたちの会社の課題は何だと思う？」と問いかけてみてはいかがでしょうか？