FEB 19 2023 労務トラブルQ&A 労務トラブルQ&A~定年退職日は具体的にいつ?~ Q.弊社の就業規則では、定年は「満60歳となった日の直後の賃金締切日をもって退職とする。」と定められています。4月15日に60歳の誕生日を迎える社員がいるのですが、「満60歳となった日」とは、具体的にいつの日を指すのでしょうか? A.法的には、満60歳とは60歳の誕生日の前日を指します。そのため、4月15日が誕生日の方は4月14日が満60歳に達する日となります。 ・意外と知らない年齢の数え方 法的な年齢の計算については、【年齢計算ニ関スル法律】と【民法】に定められています。 詳細は割愛しますが、年齢は生まれた日(誕生日)を1日目として計算しますので、この応当日(誕生日)の前日で満○歳に達することになります。 ・定年退職日(最終出勤日)はいつ? ご質問の件では、定年は「満60歳となった日の直後の賃金締切日をもって退職とする。」と定められていますので、賃金締切日が末日の会社であれば、4月末日が定年退職の日(最終出勤日)となります。また、仮に4月1日生まれの方であれば、3月末日が定年退職の日となりますので、注意が必要です。 誤った日を定年退職日として運用しているとトラブルの元となりますので、自社の運用状況を再確認してみましょう。 Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 投稿者: tetra労務トラブルQ&Aコメント: 0 【2023年4月改定】雇用保険料率... 【令和6年4月1日適用】自動車運転...
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