【人事労務担当者向け】3月・4月に要注意!よくある手続き漏れ&給与計算ミス
春は入退社や制度変更が重なる“労務の繁忙期”。福山市の中小企業でも、この時期は人事労務のミスが増える傾向にあります。
本コラムでは、3月・4月に起きやすい手続き漏れや給与計算ミスを整理しました。
なぜ3月・4月はミスが起きやすいのか
- 新卒・中途の入社対応が集中
- 退職・異動・契約更新が重なる
- 社会保険料率・雇用保険料率の変更
- 年度切替による社内ルール変更
「人の動き」と「制度変更」が同時に起こるため、確認漏れが発生しやすくなります。
【チェック①】入社手続き
社会保険・雇用保険
- 健康保険・厚生年金の資格取得届を提出したか
- 雇用保険資格取得届を提出したか
- 被扶養者の有無を確認したか
労務管理
- 労働条件通知書を交付したか(内容に誤りはないか)
- 賃金・手当の設定に誤りはないか
【チェック②】退職手続き
- 社会保険資格喪失届を提出したか
- 雇用保険資格喪失届(離職票)を提出したか
【チェック③】給与計算
保険料関連
- 健康保険料・厚生年金保険料の料率変更を反映しているか
- 雇用保険料率の改定を反映しているか
※2026年4月は子ども・子育て支援金の徴収も開始
よくあるミス:料率改定忘れ、改定時期の誤り
支給・控除
- 通勤手当、扶養手当の変更を反映しているか
- 昇給・ベースアップの反映漏れはないか
【チェック④】異動・契約変更
- 社会保険の扶養に変更はないか(お子様の就職など)
- 労働時間の変更等により社会保険関係の変更はないか
よくあるミス:労働時間変更後も社会保険の加入区分を見直していない
中小企業でよくある傾向
中小企業では、総務担当が1名のみで給与計算と手続きが属人化しているケースが多く見られます。
そのため、「以前の担当から引き継いだままになっている」「気づいたときにはミスが発生している」という状況になりやすいのが実情です。
ミスを防ぐための実務ポイント
- チェックリストを毎月運用する
- 担当者と確認者を分ける
- 給与計算ソフトの設定を定期的に見直す
特に中小企業では、仕組みで防ぐことが重要です。
まとめ
- 手続きは漏れや内容の誤りがないか注意
- 給与計算は料率変更に注意
- 人の動きがあるときこそチェックを徹底
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